エレベーター工事の流れ
①撤去・解体
新設のエレベーターの据付を行うにあたり、既存のエレベーターを全て撤去していきます。
♦︎エレベーターのカゴのパネル外し
♦︎カゴの枠組みの解体
♦︎三方枠、敷居の撤去
♦︎エレベーターのかごのパネルの取り外し
♦︎レールの撤去
♦︎ピットに設置の緩衝機撤去
など、エレベーターの部品を一つ一つ撤去・解体を行っていきます。
②資材搬入・搬出
撤去、解体で出た既存エレベーターの廃材の搬出を行い専門業者へ引き渡します。搬出と同時に新しいエレベーターの資材搬入を行います。精密機器も多数ありますので慎重かつスピーディーに搬入していきます。
資材の搬入・搬出に伴い新規取り付け作業を行う準備も同時に行っていきます。しっかりとした準備を行うことで次に行う工事がよりスムーズになっていきます。
③新規取り付け
資材の搬入・搬出が終わったらエレベーターを取り付けていきます。
♦︎ピット内装工事
♦︎レールベースの取り付け
♦︎ピアノ線の設置
♦︎レールブランケットの設置
♦︎各階三方枠の設置
♦︎ドアヘッダーの取り付け
♦︎ワイヤーの設置
♦︎カウンターおもり設置
♦︎カゴの床設置
など取り付け工程を守り順番にエレベーターの部品を取り付けていきます。
非常に大切な作業のため、ミスの無いように一つ一つ確認作業を徹底して進めていきます。
④調整・社内検査
取り付けを行ったエレベーターを実際に動かして動作に不具合が無いかを確かめていきます。特にスイッチやセンサーなどがしっかり設置されているか、動作のタイミングに違和感がないか、などを慎重に検査して最終調整していきます。
株式会社さくらでは安全を最重視しているため、責任者の目によって確認を徹底して行い、調整のミスが無いか細かいところまでチェックを行っております。
⑤完了検査
調整・社内検査の後にさらに安心・安全にエレベーターを使用いただくため、厳しい検査が行われます。新設のエレベーター工事の場合は行政の立ち会いのもと「完了検査」が行われます。完了検査では建物停電時や震災などの災害に見舞われた際に、きちんと定められたように動作するのかをチェックします。細かいチェックを行い、検査終了後エレベーター取り付け工事の完了になります。